「クレジットカードの返済は踏み倒せる」
という噂を聞いたことはありませんか？
自分の支払い能力以上の金額を使ってしまった、仕事がなくなってしまったなど、さまざまな事情により、途中から支払いが難しくなってしまうケースもあるかと思います。
そんなとき、クレジットカードの督促を無視し続けることでどんな影響があるのかということは、気になるポイントですよね。
この記事では、クレジットカードの督促を無視し支払いを踏み倒そうとすることで、あなたの身に起こり得ることを紹介していきます。
ぜび最後まで読んでみてください。
電話や郵送での督促がとまらない
クレジットカード会社は、支払い日の約束をするために督促を続けます。会社によっては、毎日のように電話をかけているところもあります。
本人の携帯電話だけでなく、自宅の固定電話への電話、督促状の送付など、クレジットカード会社はあらゆる手段で連絡をとろうと試みます。
踏み倒しをしようとするということは、これら督促のプレッシャーやストレスを覚悟が必要です。
クレジットカードが使えなくなる
督促が開始してから3ヶ月ほど経過すると、クレジットカードが強制退会扱いとなり、利用することができなくなります。
「それならほかの会社のクレジットカードを作ろう」と思うかもしれませんが、あなたの信用情報、いわゆるクレヒスには、支払いに遅延がある旨がしっかりと記録されてしまいます。
そのため、この時点で新たにクレジットカード発行やローンの審査は通過できなくなっていると思って良いでしょう。
訴えられる可能性がある
電話や郵送での督促を無視続けると、クレジットカード会社が踏み倒しを懸念し、法的措置を取ることがあります。
その場合、クレジットカード会社や保証会社が裁判所に申し立てをおこないます。その後、あなたのもとに支払督促や訴状が届きます。
給与・預金・車・住居などの財産を差押えられる可能性があるため、勤め先の会社や家族に支払いの遅延がバレてしまうことにもなり、今までのような生活を送ることが難しくなります。
時効が成立しなければ支払い義務はなくならない
なかには、一定期間が経過すると督促がなくなることがあります。
この状態になると「もう払わなくて良いんだ」「踏み倒しに成功した」と錯覚してしまいがちですが、決して支払い義務がなくなったわけではありません。時効が成立しなければ、支払い義務は継続しています。
時効の成立
時効の成立は、クレジットカードの最終利用日（支払日）から起算して5年間です。
ただし、単に5年間経過すれば時効が成立し、踏み倒しが成功したということではありません。時効の成立には、援用手続きをおこなう必要があります。
援用手続きとは、支払い義務が消滅していることを証明するために必要な手続きです。
これが認められて、はじめて支払い義務がなくなることとなります。
時効の中断
ただし、5年間のなかで以下に当てはまる事由がある場合「時効の中断」と判断されます。
・クレジットカード会社からの請求があった
・差押え・仮差押え・仮処分された
・1円でも返済をおこなった
・減額の交渉をおこなった
・返済期日延長の交渉をおこなった
上記に該当する場合は時効期間がリセットされ、その時点からさらに5年間待たなければなりません。
クレヒスに傷がつく
督促を無視し続けていると、61日以上経過した段階でクレヒス（信用情報）に「遅延」という記載がされます。この記載は、もちろん支払いをおこなわない限り記載され続けます。
援用手続きにより時効の援用が成立しても、最高で5年間は「完了」という記載が残ります。
「遅延」「完了」の記載が残っている場合、新たにクレジットカードの発行申込をしたり、大きな買い物の際にローンを申し込んだりしても、審査を通過することは難しいでしょう。
クレジットカードを作ることが難しくなる
クレヒスの記載が消えホワイト状態になったとしても、クレジットカードを作ることが難しいケースがあります。
それは、踏み倒したクレジットカード会社の場合です。信用情報機関の記録が消えても、クレジットカード会社内の記録は残っています。
そのため、再び審査を通過することは、不可能と思っておいた方が良いでしょう。
クレジットカードの踏み倒しは簡単なことではない
今まで紹介してきたように、クレジットカードの支払いを踏み倒すことには、大きなリスクがあります。
どうしてもクレジットカードの支払いが難しくなってしまったときには、踏み倒しをおこなうのではなく、任意整理や自己破産などの債務整理を検討すべきです。
目の前の苦痛から逃げたいという気持ちもわかりますが、この先の長い人生を自分らしく生きられる方法を選択した方が、結果的に自分のためになるはずです。
自分だけの知識で判断せず、弁護士や司法書士などの専門家に一度相談することをおすすめします。
クレジットカードで資金調達する方法？
クレジットカードを現金化して資金調達することも可能です。
キャッシング枠を使わずに現金を作ることもできるので、ショッピング枠のみのクレジットカードでも利用可能です。
ウェブで申し込みをすれば、あとはスマホで完結させられるので、店頭で物を買ったり売ったりする手間はありませんし、代金もすぐに振り込んでもらえます。
ただし、身分証の提示などスマホからやる手続きもあるので、ある程度スマホの操作はできる必要があります。
定番どころですが、条件が良くて運営もしっかりしたサイトをいくつか紹介しておきますのでご参照ください。
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