クレジットカードの支払いが遅れそうなときは、そのまま放置しないことがいちばん大切です。
滞納が続くと、電話や書面での督促だけでなく、支払督促や差し押さえなどの法的手続きに進む可能性があります。
目次
滞納したときの基本的な流れ
支払いに遅れが出ると、まずはカード会社から電話や郵便などで連絡が入るのが一般的です。
実際には、クレジットカードの滞納が起きたときは、いきなり強引な取り立てが行われるわけではありません。
まずは電話や郵送での連絡から始まり、状況によっては法的な手続きへ進んでいく流れが一般的です。
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電話や郵便による督促
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債権回収会社や弁護士からの督促
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簡易裁判所からの督促
この記事では、クレジットカードを滞納した場合の主な流れ、自宅訪問があるのかどうか、家族への請求はあるのかといった点を、やさしく整理してご紹介します。
クレジットカードを滞納したときの一般的な流れ
クレジットカードの支払いが遅れた場合、多くのケースでは段階を踏んで対応が進みます。
支払いが数日遅れただけでただちに厳しい措置になるとは限りませんが、放置すると状況は少しずつ重くなっていきます。
最初は電話や郵便での案内
支払日を過ぎると、まずカード会社から電話やSMS、メール、はがきなどで連絡が来ることがあります。
内容としては、「入金が確認できていないため支払いをお願いします」といった確認や案内が中心です。
この段階では、単なる入れ違いや残高不足の可能性もあるため、比較的事務的な連絡にとどまることが多いです。
もし支払い遅れに気づいたら、できるだけ早くカード会社へ連絡し、案内に従って対応することが大切です。
滞納が続くと督促が強まる
その後も支払いが確認できない場合、督促状や請求書が郵送されることがあります。
封書で届くケースもあり、内容がより正式なものになっていきます。
この時点で注意したいのは、連絡を無視し続けると、カード会社側が「話し合いでの解決が難しい」と判断しやすくなることです。
支払いが難しい事情がある場合でも、放置せず相談するほうが結果的に負担を抑えやすくなります。
債権回収会社や弁護士が対応することもある
滞納が長引くと、カード会社が自社での回収を続けるのではなく、債権回収会社に委託したり、弁護士に回収を依頼したりすることがあります。
また、場合によっては債権譲渡が行われることもあります。
この段階になると、連絡の差出人や名義が変わることがあります。
急に見慣れない会社名や法律事務所名で通知が届いて驚くこともありますが、無視してよいという意味ではありません。
内容を確認し、必要であれば早めに相談することが重要です。
最終的には裁判や差し押さえに進む場合もある
滞納を長期間放置した場合、カード会社や回収を引き継いだ側が裁判所を通じた手続きに進むことがあります。
すると、裁判所から訴状や支払督促などの書類が届く可能性があります。
こうした裁判所からの通知をそのまま放置すると、相手方の主張が認められてしまい、最終的には財産の差し押さえへ進むおそれがあります。
差し押さえの対象としては、給与、預貯金などが代表的です。
もちろん、すべての滞納がすぐ差し押さえになるわけではありません。
ただし、裁判所からの書類を放置するのは特に危険です。
届いたら必ず内容を確認し、必要に応じて弁護士や司法書士などへ相談しましょう。
滞納すると信用情報に影響する
クレジットカードの滞納で大きな影響が出やすいのが、信用情報です。
支払いの遅れが一定期間以上続くと、信用情報機関に延滞情報が登録されることがあります。
いわゆる「ブラックリスト」と呼ばれることもありますが、正式には信用情報に事故情報として登録されるイメージです。
これにより、今後しばらくの間は新しいクレジットカードの審査、ローン契約、スマートフォン端末の分割払いなどで不利になる可能性があります。
登録期間は内容や状況によって異なりますが、長期にわたり影響することもあるため注意が必要です。
自宅への取り立てはあるのか
支払いを滞納すると、「自宅に怖い人が来るのでは」と不安になるかもしれません。
しかし、ドラマのような強引な取り立てを心配しすぎる必要はありません。
強引な取り立ては認められていない
大声を出す、早朝や深夜に押しかける、居座る、脅すといった行為は、法律やルールに反する問題行為です。
正規のカード会社や債権回収会社が、そのような方法で取り立てを行うことは通常ありません。
そのため、一般的にイメージされるような乱暴な訪問取り立ては、基本的には考えにくいといえます。
基本は電話や郵送で進む
実際には、自宅へ頻繁に訪問するよりも、電話や書面で連絡し、その後は必要に応じて法的手続きへ進むほうが現実的です。
訪問には手間も費用もかかるため、通常の回収業務では優先されにくい傾向があります。
そのため、クレジットカード滞納時の対応は、まず連絡、その後は書面、さらに進むと法的手続き、という流れで進むことが多いです。
例外的に訪問されることはある
ただし、絶対に訪問がないとは言い切れません。
電話にも出ず、郵便も無視し続け、長期間まったく連絡が取れない場合などには、居住確認や状況確認のために訪問が行われることがあります。
ここでの訪問は、いわゆる取り立てというより、本人がその住所に住んでいるか、書類を受け取れる状況かを確かめる意味合いが強いと考えられます。
場合によっては、郵便受けへの書類投函だけで終わることもあります。
訪問してきた人がその場で強く取り立てるとは限らない
訪問があったとしても、その場で激しく支払い交渉をするとは限りません。
状況確認や書類の受け渡しが目的で、短時間で終わるケースもあります。
もちろん、訪問されないに越したことはありません。不安を大きくしないためにも、初期の段階で連絡に応じることが大切です。
家族に請求されることはある?
本人が支払いを滞納したとき、「実家の親に請求がいくのでは」「同居家族が払わされるのでは」と心配になる方もいます。
ですが、原則として、クレジットカードの支払い義務を負うのは契約した本人です。家族が連帯保証人などになっていない限り、本人以外に支払い義務が生じることは通常ありません。
そのため、親や配偶者、同居している家族に対して、本人の借金を当然のように請求することはできません。
差し押さえについても、基本的には本人名義の財産や本人の給与などが対象になります。
ただし、連絡先として実家の電話番号を登録している場合や、本人と連絡が取れない場合には、所在確認のために連絡が入る可能性はあります。
とはいえ、それは家族へ支払い義務を負わせるものではありません。
滞納してしまったときに大切なこと
もしクレジットカードの支払いに遅れてしまった場合は、早めの対応が何より大切です。
支払い遅れに気づいたら、そのままにせず、利用明細や引き落とし口座の状況を確認しましょう。
すぐに支払えるなら早急に対応し、難しい場合はカード会社へ連絡して相談することが重要です。
「怒られそうで連絡しづらい」「もう少し待てば何とかなるかも」と考えて放置すると、督促が強まり、信用情報にも影響しやすくなります。
さらに長引けば、法的手続きへ進む可能性も出てきます。
反対に、早い段階で事情を伝えておけば、今後の案内を受けやすくなり、無用なトラブルを避けやすくなります。
まとめ
クレジットカードの滞納が起きた場合、最初は電話や郵送での連絡から始まり、放置すると債権回収会社や弁護士による対応、裁判所を通じた手続きへ進むことがあります。
一方で、ドラマのような強引な自宅取り立てが行われるわけではなく、訪問があるとしても例外的な状況確認にとどまるケースが一般的です。
また、家族が連帯保証人でない限り、本人以外に支払い義務が移るわけではありません。
大切なのは、滞納を放置しないことです。
不安なときほど早めに状況を確認し、必要ならカード会社や専門家へ相談することで、事態の悪化を防ぎやすくなります。
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