Amazonギフト券を現金化するには、買い取り(売却)で現金化させることになります。
Amazonギフト券を現金化する方法は、以下4通りあります。
結論から言うと、現時点で、この中でまともにおすすめ出来るのは、電子ギフト券買取サイトを使った方法だけです。
他の方法はデメリットが大きくなってきています。
Amazonギフト券の現金化については、Amazonの規制も強まっていてトラブルに巻き込まれる事例も増えています。
今回は、Amazonギフト券の現金化の方法と、それぞれのメリット・デメリット、利用する際の注意点も合わせて解説します。
それぞれの特徴や注意点を理解した上で、自分に合った方法で見つけてください。
金券ショップでAmazonギフト券を現金化
実は街中で見かける金券ショップでは、Amazonギフト券を買い取っていない場合がほとんどです。
なぜかというと、
理由1:
Amazonギフト券のような電子ギフト券は、紙のギフト券と違ってチャージ後にAmazonによって無効化されたり、没収されるリスクがあるため。
理由2:
Amazonギフト券のコード番号が有効か無効かを確認するのにアカウントへチャージが必要で、一度チャージすればそのアカウントで使うしかないため。
・・です。
こうした理由から、トラブルを回避するためにもAmazonギフト券は買い取らないというお店が多くなっています。
しかし、中には買取をしているお店もあります。
例えば、新宿西口の思い出横丁の一角にある「電子マネーショップ(有限会社 通貨両替EX)」では、Amazonギフト券の買取をしています。
取り扱い券種も以下の通り、全てのタイプを買取しているようです。
- Eメールタイプ
- カードタイプ
- グリーディングタイプ
- 印刷タイプ
- ボックスタイプ
ただし、換金率については表記よりも低くなるとのクチコミもあります。
ちなみに、同じく新宿西口に軒を連ねる大黒屋やアクセスチケットなどでは、Amazonギフト券の買取をしていません。
そういう事情もあってか強気な買い取り価格になっているという事情もあるようです。
よっぽど店頭で売却しないといけない事情がない限りおすすめはできません。
金券ショップで現金化するメリット
・その場で買い取ってもらえて現金を受け取れるので、スピーディーに取引できる。
金券ショップで現金化するデメリット
・換金率が低い
・そもそも買い取りしているお店が少ない
ヤフオクでAmazonギフト券を現金化する
Amazonギフト券をヤフオクで出品して現金化することもできます。
ヤフオクで現金化するメリット
Amazonギフト券をヤフオクで現金化するメリットは、定価以上の値段で売れることがある点です。
例えばこちらでは85000円分のAmazonギフト券が10,5000円で落札されています。
他の現金化方法ではありえないことですが、なぜこのようなことが起こるかというと、ヤフオクの支払い方法に理由があります。
ヤフオクでは支払い方法に「ヤフーかんたん決済」を選択することができますが、その場合「Tポイント」で支払うことができます。
Tポイントは、有効期限1年と短い上に、使い道もTSUTAYAやファミマなどと限定的です。
そのためTポイントが目減りしても、有効期間が長く、用途も広いAmazonギフト券に交換したいと考える人がいます。
中には、より換金性の高いAmazonギフト券に交換することでTポイントを現金化したい人もいます。
もちろんTポイントで支払われても、代金は現金で受け取ることができます。
ただし制限もあってTポイントで支払える金額は10万円が上限です。
それ以上の額面の場合は、他の支払い方法との合算になります。
ヤフオクで現金化するデメリット
一方、ヤフオクで現金化する場合はデメリットも無視できません。
デメリットは以下の3つです。
メリットを上回るマイナス要因になり得ますのでご注意ください。
- 手数料がかかる
- 手間と時間がかかる
- 希望のする額で落札されるとは限らない
1:手数料がかかる
ヤフオクは、システム手数料として落札額の10%(プレミアム会員は8.8%)がかかります。
また、振込手数料として100円(ジャパンネット銀行は0円)が掛かります。
例えば、50,000円分のAmazonギフト券が48,000円(96%)で落札されたとしても、手数料などを差し引くと手取りの換金率では86%程度になります。
落札額:48,000円
システム手数料:-4,800円
振込手数料:-100円
————————————-
43,100円(換金率 86.2%)
2:手間と時間がかかる
ヤフオクでの現金化は、出品→落札→支払い確認→発送→受け取り確認→入金→振込と多くのプロセスを経て現金化されます。
そのため、現金として受け取るまでそれなりに時間と手間がかかります。
3:希望のする額で落札されるとは限らない
メリットで説明したとおり、額面以上で落札される場合もありますが、必ず希望の金額で落札されるとは限りません。
ヤフオクで高く落札されるには、出品の告知の仕方や、出品者の評価、そしてなにより落札する人とのタイミングなどの要素に左右されます。
場合によっては、希望を下回る金額で落札されてしまったり、落札されずにいつまでも現金化できないという可能性もあります。
ヤフオクで現金化する手順
- ヤフオクにログイン
- 出品したい商品を検索してリサーチ
- 出品する
- 落札されるのを待つ
- 落札されたら商品の発送
- 落札代金の確定と振込
ヤフーのアカウントを持っていなければ作ります(無料)
ヤフープレミア会員でなくてもヤフオクの出品は可能です。
Amazonギフト券のカテゴリは、
です。
一覧右上の「◯◯の 落札相場を調べる」から落札相場が見られます。
他の出品者の内容を参考に出品情報を入力します。
送料は無料にして、発送はコード番号を通知する旨明記しておきます。
他の出品者の落札相場を参考に開始価格と即決価格を設定します。
開始価格を1割引き、即決価格1〜2割増しくらいで設定しておくといいでしょう。
落札されるのを待ちます。落札されなかった場合は再度出品し直します。
落札されて代金の仮払いが確認できたら、コード番号を発送します。
相手が受け取り確認をしたら落札代金がチャージされます。
後は、振込手続きをして現金を引き出します。
電子ギフト券買取サイトで現金化

電子ギフト券買取サイトは、有名どころだとギフトアニマル などの業者があって、Amazonギフト券やAppleギフトカードなど電子ギフト券に特化して買い取りをしています。
金券ショップとは逆に、紙のギフト券や商品券は取り扱いません。
大きな特徴は、コード番号のやりとりだけでネット上で取引を完結させられる点です。
ヤフオクなどの個人売買と違い、時間が掛からず基本的にその日のうちに代金を振り込んでもらえます。
買取換金率は80%〜90%程度で日々変動します。
24時間365日営業しているサイトも多くあるため、土日祝日、ゴールデンウイーク、年末年始などにかかわらず、都合の良いタイミングでAmazonギフト券の売却が可能です。
買取サイトで現金化する流れ
電子ギフト券買取サイトでギフト券を換金する流れは、おおまかに以下の通りです。
- 買取の申し込み
- 買取内容の確認
- 問題なければ指定銀行口座に買取額が振込まれる
ギフト券買取サイトで買取換金率を確認して、申込フォームから必要事項(初回は身分証の写メ)とギフト券のコード番号を入力し申し込む
買取サイト側での受付。必要であれば確認の連絡などが来る。
問題なければ、指定銀行口座に買取額が振込まれる。
必要なものは、ギフト券のコード番号、身分証、銀行口座です。
早ければ、申込から振込まで30分程度で完了するため、急いでいる方でも利用しやすくなっています。
電子ギフト券買取サイト一覧
- ギフトアニマル
- 高額レンジャー
- 買取マンボウ
初回高レートで系列縛りなし。換金率が高いのでまだならはここを。24時間365日即日振込み可能。取り扱いカードも豊富。
業界大手。初回〜3回目まで高換金率優遇レート適用。取扱ギフト券も豊富で振り込みは早い。
買取ボブ系列で実績は高い。換金率では同系列のレンジャーには負けるので次の選択肢。振り込みは早くて24時間対応。
買取サイトで現金化するメリット
- 手続きがネット完結なので場所を選ばない
- 入金が早い
- 個人売買のようなトラブルがない
- 換金率が良い
買取サイトで現金化するデメリット
- 換金率が日々変動する
転売サイトで現金化
電子ギフト券の転売サイトは、有名どころだと「amaten」や「アマオク!」といったサービスが知られていて、電子ギフト券の個人間売買を仲介する取引所サービスです。
どちらかといえばヤフオクに近い仕組みです。
転売サイトで現金化するメリット
メリットは、手数料が安い点です。
落札相場は90%前後ですが、手数料として、落札価格の2%〜3%がかかるのと、振り込み手数料が200円〜400円ほどかかります。
ヤフオクと比べても手数料が安く、価格を多少下げれば落札されないということはありません。
転売サイトで現金化するデメリット
デメリットとして、個人間の取引となるため、トラブルに巻き込まれた時場合自分で解決しないといけないというリスクがあります。
例えば、落札されてギフト券のコード番号を送っても、相手からコード番号が無効だったと訴えられる(エラー報告)と証明のしようがありません。
仲介役となるべき業者も、取引のトラブルには不干渉というのが基本スタンスなので、問題解決には動いてくれません。
これは、この取引システムの構造上の欠陥とも言えますが、実際にこのようなトラブルに巻き込まれて泣き寝入りとなったケースもあります。
また、これらの電子ギフト券転売サイトはAmazonからも名指しで注意喚起を受けています。
転売サイトで購入したギフト券が無効化されたり、不正使用と判定されてアカウントがロックされるなどのトラブルが起きています。
このようなリスクが年々高まっているのでご注意ください。
転売サイトで利用の流れ
- ギフト券を出品
- 落札を待つ
- 取引確定を待つ
- 出金手続き
ギフト券の種類を選択して、コード番号、額面、有効期限、販売価格を入力して出品します。
落札される前であれば、販売価格を編集することができます。
売れづらい場合、相場を見ながら販売価格を調整します。
落札されたら自動的に相手にコード番号が送られます。
落札後30分以内にエラー報告がなければ自動で取引確定になります。
取引確定すると買取額が残高にチャージされます。
出金申請から現金を引き出すことができます。
まとめ
以上、Amazonギフト券を現金化する方法4つご紹介させてもらいました。
それぞれ特徴がありますが、一番よく使われるのは3番目の電子ギフト券買取サイトに売却する方法です。
換金率もまあまあ良くて、スピーディなのが人気の理由です。
それに個人間売買と違い業者相手なのでトラブルが起きづらいという点も大きいと思います。
また、再現性は低くなりますが、時間と手間を惜しまないのであればヤフオクで出品する方法もありかもしれません。
これからAmazonギフト券を調達しようと思っている方へ、Amazonギフト券はクレジットカードをはじめ後払いで買うこともできます。
・クレジットカード
・ケータイキャリア決済
・バンドルカード
など、後払いで買う方法がいくつかあります。
また、クレジットカードで購入したAmazonギフト券を現金化する場合、カード停止になるリスクがあります。
詳しく知りたい方はこちらも参照ください。
高換金率 電子ギフト券買取サイトおすすめ

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どのような現金化の方法がありますか?