クレジットカード現金化は違法?考えられる2つの罪と3つのリスク

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この記事にたどり着いたあなたは

「クレジットカードを現金化したいけれど、法律的に問題ないのかな?」

と、不安を感じている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、

・クレジットカード現金化の違法性
・クレジットカードを現金化するうえでのリスク

について解説していきます。

特にこれからクレジットカード現金化の利用を検討している方は、ぜひ目を通しておいてください。

クレジットカード現金化の違法性は?

クレジットカードの現金化の違法性については、明確に合法とは言い難くグレーゾーンと表現するのが適している状況です。

①現金化目的で購入した商品を売却する

②商品を購入したものの想定していた商品ではなかった、必要なくなったとう理由で売却する

これら2つは、経緯は違えども結果的に商品を売却していることは変わりがありません。
第三者からみたとき、これらの違いを見極め判断することは非常に難しく、法律で明確に定めることができない状況となっています。

そのため、クレジットカード現金化が違法だと明言することが難しく、利用者が逮捕されたというケースは今までありません。

ただし現金化業者が逮捕されたケースはある

利用者の逮捕はありませんが、過去には現金化業者が出資法違反および貸金業違反で摘発されたケースがありました。

通常、現金化業者は利用者から中古品を買い取る買取業者として、古物商許可を得て営業しています。

ですが、実態として金銭の貸し付けがある場合、その業者は金融業者とみなされるため、貸金業法に違反していることとなります。

また、現金化に伴う金利を計算すると出資法で定められている年20%という上限を超過しているため、出資法に関しても違反となります。

クレジットカード現金化で問われる可能性がある2つの罪

対して、利用者に対するクレジットカード現金化の違法性が問われているポイントとしては2点あります。それは詐欺罪と横領罪です。

先ほどもお伝えしたように、クレジットカードの現金化で利用者側が逮捕されたケースは現状ありません。

ただし、違法性を唱えている団体も存在するのが現実なので、あらかじめ違法になり得るポイントについて理解しておきましょう。

詐欺罪

クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠という2つの枠が設定されています。

ショッピング枠は、商品やサービスを購入する際に利用するもの、キャッシング枠は金利手数料を支払うことで現金を借り入れることができる枠です。

その本来の利用目的に反し、はじめから商品を売却し現金化する目的で利用した場合、クレジットカード会社から現金を騙し取る行為として判断されれば、詐欺罪に問われる可能性があります。

横領罪

キャッシングと異なり、ショッピング枠を利用して購入した商品の所有権は、利用者が利用代金を支払い終わるまでクレジットカード会社にあることになります。

そのため、所有権がクレジットカード会社にある状態の商品を第三者に勝手に売却することで、横領罪を問われる可能性があります。

クレジットカード現金化で考えられる3つのリスク

クレジットカード現金化は、いますぐ現金が必要という場合にとてもありがたい手段ではありますが、それに伴うリスクについてもきちんと認識したうえで利用すべきです。

以下に、考えられるリスクを3つ挙げておきます。

クレジットカード会社の規約に違反している

法的にはグレーゾーンといえるクレジットカード現金化ですが、クレジットカード会社から見ると完全にアウトな手法といえます。

各クレジットカード会社では、現金化を禁止し厳しく取り締まりをおこなっています。

万が一現金化目的の利用がバレてしまうと、会員資格の剥奪だけでなく、クレジットカードの利用停止、利用金額の一括返済など、重い処分が課されることになります。

悪徳業者に騙される可能性がある

近年、インターネット上でサービスを展開している現金化業者は増えましたが、その中には利用者から金銭や個人情報を搾取しようとする悪徳業者もいます。

・聞いていた換金率と違った
・会員登録時に提出した免許証から個人情報が流出した
・クレジットカード情報の提示を求められ悪用された

こういった被害も報告されています。

自己破産できなくなる

「万が一返済できなくなったら自己破産すればチャラになる」と軽く考えている方もいるかもしれません。

ですが、破産法により定められている「免責不許可事由」により、ギャンブルや浪費が原因の借金については、免責が認められないケースがあるのです。

クレジットカード現金化は違法ではないがリスクはある

クレジットカードの現金化は合法とは言い難くグレーゾーンな手法であり、まったくリスクがないといったら嘘になります。

利用しないに越したことはないですが、どうしても現金が必要でクレジットカード現金化を利用したいという場合は、自分ひとりでどうにかしようとせず、信頼できる現金化業者に任せることをおすすめします。

下記に紹介している現金化業者は、クレジットカード会社にバレるリスクもなく早く確実に現金化を行うことができるので、いざという時は参考にしてみてください。

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投稿:2019.07.01 / 更新: / クレジットカード現金化
管理人プロフィール
佐藤明宏
埼玉県出身。元貸金業者。同サイト管理人。
家族に多重債務者がおり幼少から人間の弱さとお金の大事さを痛感しながら育つ。
大学卒業後、大手金融会社へ就職するも親戚のおじさんの薦めで地元の貸金業者に転職。この仕事を通して世の中の仕組みとお金の本質を教わる。
現在は、過去の経験を生かし同サイトの管理人を担当。