どんなサービスでも利用するときには手数料がかかるものです。
クレジットカード現金化も当然ながら手数料が発生します。
では手数料はいったいいくらぐらいになるのでしょうか。
クレジットカード現金化の手数料
クレジットカード現金化をする場合、業者に依頼して現金化するなら必ず手数料が発生します。もし、自分で現金化するなら手数料はかかりません。
となると、自分で現金化したほうがお得ということにはなりますが、自分でやるには手間と時間がかかりますし、高く売れなければ意味がありません。
必ずしも上手くいくとは限りません。
クレジットカードが利用停止になってしまうリスクもありますし・・。
業者に依頼する人が増えているのは、簡単にすぐに現金を振り込んでもらえるからです。手数料は引かれてしまうものの、それ以上に必要なお金をすぐに手にすることができるので利用者が増えているのです。
クレジットカード現金化業者にかかる費用はこの手数料だけです。借入ではないため、金利は掛かりません。
ですが・・
返済は通常のショッピング同様、クレジットカード会社に払っていきます。
もし、一括が無理なら、分割やリボを選ぶことができますが、そうなるとカード会社へは金利がかかります。
カードを使って買い物した全額がキャッシュバックされるわけではなく、その差額分が現金化業者へ支払う手数料となります。
ですから、業者から受け取った額とカード会社への返済額は違います。
業者から引かれた手数料分も返済していかなければなりません。
では、現金化業者ではどのような手数料を取るのでしょう。
決済手数料
まず思い浮かぶのは決済手数料ですね。
これは現金化をすれば必ず発生します。
この手数料が引かれてしまうのは仕方がないでしょう。
ただ、決済手数料を安く済ませたいなら、業者で利用するクレジットカードをVISAかMastercardにすることです。
この2つは決済手数料が安く、JCB、ダイナーズ、アメックスは高いと言われています。
基本的に、普通のショッピングでは決済手数料はお店側が負担していますよね。けれど、現金化では、利用者負担の店舗が多くあります。
これはやはり、カード現金化自体がグレーなサービスだからと言わざる負えません。
通常ショッピングでかかる決済手数料は0%から5%ほどです。現金化業者のサイトには決済手数料をいくら負担をしなければならないか記載されていません。
利用する際は事前に確認してみましょう。
振込み手数料
こちらもオンライン業者を利用すれば必ず発生します。
手渡しで受け取ることはできないので、自分の口座へ振込みになります。
金融機関にもよりますが、振込手数料は400円前後です。
これを支払いたくないなら、店舗で運営している現金化業者で取引きするのが良いでしょう。
店舗で直接取引できるので、現金もその場で受け取れます。
配送料
オンライン業者を利用するなら買取式でもキャッシュバック式でも配送料がかかります。
これも利用者負担になることが多いです。
配送先にもよりますが、1000円から2000程度でしょう。
買取式なら、また業者へ送り返す必要があるのでさらに配送料がかかります。
消費税
消費税も取られることがあります。取引金額の8%が消費税となります。
システム手数料
指定のサイトでネットショッピングをするなどオンライン上のシステムを動かすための手数料です。
こちらは一部の業者で設定されています。
事務手数料
その名の通り、事務的業務にかかる手数料です。
こちらも一部の業者で取るようです。
決済手数料はどうなる?
現金化で必ずかかる決済手数料ですが、金利手数料以外にカード決済するときの手数料として発生するものです。
通販などでは客負担になることもありますが、ほとんどは業者が負担するものです。
現金化業者でも客が負担することは少ないのですが、業者によっては請求されることもあるので注意しましょう。
他にも振込手数料、事務手数料、システム手数料など様々な名称で手数料をくっつけて、還元率が低くなってしまうケースがあるので注意しましょう。
金利手数料も忘れてはいけない
忘れてはいけないのが、金利手数料です。
返済は現金化業者ではなく、カード会社に支払っていきます。
一括で支払えれば良いのですが、高額利用した場合、一括では無理という場合もありますよね。
そのような場合に、分割やリボを使うことができます。
そうした場合、金利手数料がそれぞれかかります。
ショッピング利用の場合だと2回払いまで金利は掛かりませんが、それ以上だと金利がかかります。
現金化のために、カードで10万円購入すればその10万円の支払いは残っているわけです。
金利は現金化業者へ支払う手数料を差し引いた金額ではなく、購入した10万円全額にかかります。
例えば95%の還元率で10万円利用すれば、95,000円手元に入りますね。
この時、他の手数料は一切かからないとします。
リボ払いの金利が15%だとしたら、次の返済日には約1,232円の利息を支払うことになります。
しかもリボ払いだと毎月支払いがあるので、10回ぐらいで支払うと金利手数料の合計は6,000円以上になります。
結局は現金化業者に支払った5,000円をプラスすると、11,000円も支払ったことになります。
お分かりだと思いますが、金利がとても高いのです。リボ地獄というのもよく聞きます。返済しても返済しても全然減りません。利息だけを毎月返しているような状態になってしまいます。なるべくリボは使わず分割で支払えるようにしましょう。
キャッシングの金利が多少高いとはいえせいぜい18%ぐらいなので、同じような支払い方をしても手数料の差額は2,000円前後です。
つまり、どんなに還元率が高い現金化業者を利用したとしても、キャッシングを利用した時以上にお得になることはありません。
キャッシング利用が不可能という場合や特別な理由がない限りは、キャッシングを使ったほうが無難です。
利用する時にはしっかりとシミュレーションをし、返済計画を立ててから利用しましょう。
手数料という名目
現金化業者の中には悪質な業者もいます。
何かにつけて手数料だと言い、様々な手数料を取られます。終わってみれば60%の現金しか受け取れなかったというケースがあります。
これは悪徳業者だといっても過言ではありません。
10万円現金化したら4万円も換金率や手数料で取られてしまうのです。キャッシングのほうがどれだけお得でしょう。
納得できない手数料の引かれ方をしていたら、取引自体キャンセルしたほうがいいかもしれません。
事前に手数料の確認を!!
先ほどからお伝えしていますが、やたらと手数料ばかり取る業者がいます。しかも内容が意味不明だったり・・
優良業者で取引きすれば、必ず明確な手数料だけ提示されます。
もし不安があるなら、手数料のかからないところを選ぶのもよいでしょう。優良業者の中では、手数料は全て業者側の負担にしているところもあります。
手数料がかからない分、少し換金率は下がりますが、訳の分からない手数料を取られるよりマシというものです。
また、必ず優良業者を選ぶようにしましょう。
利用前に必ず良く調べて業者を選び、手数料についても、申し込む前に業者のほうにいくらかかるのか聞いておくと良いでしょう。
そして、実際にいくら振り込んでもらえるのかまで聞いておくと安心ですね。