クレジットカードの支払いをあとから分割・リボ払いする方法

クレジットカードの一括払いで買い物したものの、

・今月、思っていたよりもクレジットカードを使ってしまった
・急な出費でクレジットカードの支払が厳しそう

こんな事態に陥ることもあるかと思います。
そんなときに助かるのが、「あとから分割」や「あとからリボ」というシステムです。

この記事では、クレジットカードの1回払いをあとから分割払いやリボ払いにできる、「あとから分割」「あとからリボ」の申し込み方法や注意点について解説していきます。

今すでに支払いに困っている方はもちろん、今心配がない方でも、いざという時のために、ぜひ最後まで読んでみてください。

クレジットカード一括払いを分割にできる「あとから分割」「あとからリボ」

冒頭でもお話したように、あとから分割・あとからリボは、1回払いで利用した支払いを、あとから分割払いやリボ払いに変更することが可能です。

会計時に一括払いせざるを得ない状況だった、店舗側でリボ払い処理ができなかったといった事情の際にも、あとから分割・あとからリボは、心強いシステムといえるでしょう。

ほとんどのクレジットカード会社で導入している仕組みですが、念のため、あなたがもっているクレジットカードが対応しているか、事前に確認しておくことをおすすめします。

あとから分割・あとからリボへの変更は電話とネットから簡単できる

あとからクレジットカードの支払い方法を変更するというと、面倒そうなイメージを抱くかもしれませんが、電話やインターネットの会員サイトから、手軽におこなうことが可能です。

ここからは、あとから分割・あとからリボそれぞれの、手続き詳細について紹介します。

あとから分割への変更方法

以下のように、セゾンカード、オリコカードは、あとから分割に対応していないため、注意が必要です。
そのほかのクレジットカードは、変更期日に変動はあるものの、変更方法は専用ページと電話からという形で一貫しています。

あとからリボへの変更方法

後からリボの場合も同様、変更期日に変動はありますが、変更方法はあとから分割と同様です。

あとから分割・あとからリボに変更する際の注意点

あとから分割・あとからリボはとても便利なシステムですが、利用の際に注意すべき点があります。

決められた変更期日までに手続きが必要

先ほどの図にも記載したように、あとから分割・あとからリボに変更したい場合は、クレジットカード会社により定められている変更期日までに、自ら手続きをおこなう必要があります。

この手続きを忘れてしまうと、あとから分割・あとからリボに変更することは難しくなるため注意が必要です。

金利手数料が加算される

1回払い・2回払いの場合はかかりませんが、3回払い以上・リボ払いとなると金利手数料がかかってきます。
これは、支払回数が多くなるほど高くなり、最大で18％ほど上乗せされます。

あとから分割・あとからリボを利用する際には、あらかじめ金利手数料を含めた返済シミュレーションをおこない、返済総額を確認することをおすすめします。

3回払い以上の分割払いを更に変更することはできない

「3回払いで買い物したけれど、今月厳しそうだから12回払いに変更したい」
こんな風に思うときもあるかもしれませんが、残念ながらそれはできません。

クレジットカードのあとから分割・あとからリボが適用できるのは、1回・2回・ボーナス一括払いの利用時に限定されます。
そのため、上記のように、すでに3回以上の分割払いで利用したものは変更できません。

割賦取引利用可能枠を超える金額は利用不可

2010年に割賦販売法が改正され、クレジットカード会社に支払見込額の調査が義務付けられました。
これは、利用者の返済能力を超えた融資をおこなわないためです。

そのため、一括払いでの買い物時には支障がなくても、あとから分割・あとからリボが利用できないケースがあります。

あとから分割・あとからリボの便利な使い方

続いて、クレジットカードのあとから分割・あとからリボが、どんなときに便利に利用できるか紹介していきます。

クレジットカードを使いすぎてしまったとき

思いがけずクレジットカードで買い物をしすぎてしまったとき、あとから分割・あとからリボはとても心強い存在となります。

ただし、1ヶ月の返済額が減ったからといって油断し、また使いすぎないように自制することが必要です。

支払い方法の選択を間違えてしまったとき

お店での会計時、インターネットショッピングの際に、間違って1回払いを選択してしまったときでも、あとから分割・あとからリボに対応しているクレジットカードであれば安心です。

お店の会計時に言いにくいとき

雰囲気の良いお店にいったとき、複数人で食事にいったときなど、会計時に「〇回払いで」や「リボ払いで」と伝えにくいときもあるかと思います。

そのような場面があったとしても、期日までに手続きをおこなえば、分割払いやリボ払いに変更できるため安心です。

店舗が対応していなかったとき

店舗によっては、クレジットカード自体は利用できるものの、分割払いやリボ払いには対応していない場合があります。

どうしても手続きが面倒という場合は、あらかじめ対応している店舗を選ぶ必要がありますが、そうでなければ、あとから手続きすれば問題ないため、利用できる店舗が制限されません。

あとから分割・あとからリボの利用は計画的に

クレジットカードの支払いの負担を軽減できる、あとから分割・あとからリボについて紹介してきました。
便利なシステムのため、うまく利用していきましょう。

ただし、あくまでも1回あたりの返済額が減るだけで、総額が減る訳ではないことを忘れないでおきましょう。
分割回数が増えるほど金利は上がり、リボ払いは元金がなかなか減らず、返済が長期化する原因にもなります。

そのため、利用の際にはきちんと返済の見通しを立てたうえで利用することが大切です。

クレジットカードで資金調達する方法？

クレジットカードを現金化して資金調達することも可能です。

キャッシング枠を使わずに現金を作ることもできるので、ショッピング枠のみのクレジットカードでも利用可能です。

ウェブで申し込みをすれば、あとはスマホで完結させられるので、店頭で物を買ったり売ったりする手間はありませんし、代金もすぐに振り込んでもらえます。

ただし、身分証の提示などスマホからやる手続きもあるので、ある程度スマホの操作はできる必要があります。

定番どころですが、条件が良くて運営もしっかりしたサイトをいくつか紹介しておきますのでご参照ください。

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