メルペイ後払いは、独自審査で枠がもらいやすいし、育てれば大きな枠をもらえることもあって、後払いアプリの急先鋒として注目が集まっています。
しかし、審査基準が緩い代わりに、減額基準も緩いというもっぱらの評判で、すぐに枠が下げられてしまうこともあるようです。
普通に使っていただけなのに、気がついたら限度額が0円になってたという話もちらほら聞かれます。
メルペイではなぜ、限度額が急に減額されたり0円になってしまうことがあるのでしょうか?
メルペイ公式では、限度額の与信について、その審査基準を明確にしてはおらず、減額された理由を聞いても「個別の理由はお答えできません」という回答に終始します。
しかし、ネットの集合知を活用して、同じ境遇の人の様々な声を読み解いていくと、ある一定の法則のようなものが見えてきます。
ここでは、「滞納してないのにメルペイ後払いの限度額が0円になる」理由と回復の方法について解説したいと思います。
注意点として、ここで紹介する情報はあくまでも仮説であり、メルペイ公式の見解とはまったく関係ありません。
あくまでも口コミや言説をもとにした考察に過ぎないのでご了承ください。
目次
まずは公式の見解を整理しておく
前提としてですが、後払いの返済が滞納していて限度額が0円になるというのは当然のことなので、ここでは深く追求はしません。
公式においても、以下の3点はメルペイあと払い利用枠の減額の原因になると明言されているので、もし、心当たりがある方はまずその点を確認することをおすすめします。
メルペイや他社サービスのお支払いが期限を過ぎてしまうことで、メルペイのあと払い利用枠が減ることがあります。
・長期間のご利用がない
長期間メルカリアプリやメルペイをご利用されていない場合、メルペイのあと払い利用枠を見直しさせていただく場合があります。
・登録情報が古い
お引越しや転職などをされた際は、ご登録情報の更新をお願いいたします。
登録情報が適切に変更されていない場合、メルペイの利用を制限させていただく場合があります。
ここで主に言及したいのは、普通に使っているだけなのに限度額が減額されたり0円になってしまったというケースについてです。
いくつかの説を以下に紹介します。
非公式で囁かれるメルペイあと払い減額の裏事情
メルカードを作るとメルペイ後払いの枠が0円になる?
調べていて意外だったのが、メルカードを作ったタイミングで、メルペイ後払いの限度額が減額されたり0円になったという意見が多かったことです。
どちらかといえば、これは逆だと言われていたからです。
メルカードはクレジットカードなので、より厳格な信用調査がされるので、その確認が取れたということになれば、それは高い信用力があるということを意味します。
なので、本来であれば、それをきっかけに枠が増えることはあっても減ることはないんじゃないかと考えられそうです。
しかし、この説はその逆で、メルカードを作ることでメルペイ後払いの枠が減額されてしまうというのです。
理由はこうです。
メルペイ後払いは、後払いサービスなので、本来CICなどの信用情報機関を参照しない独自の簡易審査が用いられています。
しかし、メルカードはクレジットカードなので、発行時にはCICなどで厳格な信用調査が行われます。
その審査結果がメルペイ後払いの枠に影響を与えるという理屈です。
もちろん信用力が高ければ問題ないのですが、信用情報機関で調べた信用力が低いということになれば、それがメルペイ後払いの与信にも悪影響を与えてしまうことが考えられます。
簡単にいえば、「ブラックだけど簡易審査だから後払いには通ったけど、信用調査を経てブラックなのがめくれて枠が減らされた」ということになります。
一方、信用力に問題がない人は関係ないので、メルカードを作ったとしても、後払いの枠が減らされるどころか増額することもあります。
ちなみにメルペイ後払いには追加サービスで「メルペイ定額払い」や「メルペイスマートマネー」というオプションがありますが、これもメルカード同様、申し込みをするとCICが参照されるため、同じことが言えます。
メルペイ後払いは使っているけど、信用情報にあまり自信がないという人は、むしろメルカードや定額払い、スマートマネーの申し込みは控えておいた方がいいかもしれません。
他のサービスを使わせるためにあえて0円にしてる?
もう一つの説。それが、後払いの限度額を引き締めることで、メルペイの他のサービスへ誘導させようとしているという説です。
メルペイには、メルペイ後払い以外にも、様々な決済サービスのオプションが用意されています。
一例としては、メルカードやメルペイ定額払い、メルペイスマートマネーなどがあげられます。
メルペイ後払いはノーマルで使っている分には、単なる翌月払いなので、運営側からすれば、手数料も利息もなく、なんの収益にもつながりません。
しかし、メルカード(クレジットカード)やメルペイ定額払い(分割払い)、メルペイスマートマネー(キャッシング)などを使ってもらえば、手数料(利息)収入が得られることになります。
こうした利用を促すために、メルペイ後払いの枠を意図的に調整して、他のサービスへ誘導しているのではないかという説です。
さらにいうと、メルペイ後払いを使えなくして、利用者の資金繰りを厳しくすることで、メルカリの利用を促しているんじゃないかという説も成り立ちます。
メルペイの運営母体はメルカリですが、メルカリは言わずとしれたフリマアプリです。
お金がなくなった人の金策としてフリマアプリへの出品は常套手段なので、いままで使えていた後払い決済が使えなくなれば、資金繰りとしてメルカリの利用を促す動機づけになるという考え方です。
メルカリでは、商品が購入されるとシステム手数料として商品代金の10%が徴収される仕組みになっています。
後払い決済をなんの手数料もなく使われるだけよりも、一つでもメルカリで商品を出品してもらった方が、いくらかでも儲けになるという事情があるんじゃないかと勘ぐりたくなる気持ちもわからなくもありません。
もちろん、考えすぎと言えばそれまでですが、同じような境遇にあった人からすると、一定の説得力をもって聞こえる説ではあるようです。
一度0円になった限度額はもう復活しないのか?
ここまでは、メルペイ後払いの枠が減額される理由について解説してきました。
ここからはもう一つのテーマ。減額後の枠の復活について解説したいと思います。
減ってしまったらもうその後、復活することはないかと言えばそうでもないようです。
勝手に減額し、そして復活する現象
実際に、元々20万円くらいあった限度額が7万円になり5万円になり、最終的に0円になってしまったという人も、その後また1万円に復活して、しばらくしたらまた5万円、10万円と増額していったという事例がありました。
この人は、とくに何をしたということもなく、普通に使っていただけで、枠が減ってしまい、その後もなにかアクションを起こしたわけでもなく、勝手に復活したということだったようです。
結局は信用力次第?
結局のところ、増枠や減額の基準はその人の信用力によるところが大きいという側面は否定できません。
無駄な足掻きをしてもダメな時はだめと割り切って、諦めた方がいいということもあります。
それならなにもしないで放っておくのが一番いい?
それでは、ただ待っていればいいのか?というとそうとも言い切れないというのが私の印象です。
先に紹介した人の事例でも、確かに自覚的になにかアクションをとって回復させたわけではないものの、普段通りメリカリを使い、メルペイを使ってはいました。
メルカリの公式でも利用枠の見直しについて以下のように言及されています。
メルカリでのお買い物や出品などの取引実績を評価することがあります。
・メルペイのあと払いを利用する
適切な利用を繰り返していただくことで、あと払い利用枠が増えやすくなります。
・期限までに支払う
メルペイのあと払いやメルペイスマートマネーをご利用いただく場合は、支払い期限までにお支払いください。
延滞などによりあと払い利用枠を見直しさせていただく場合があります。
・メルカードやメルカード ゴールドに入会する
お申し込み時の審査などに伴い、あと払い利用枠が見直される場合があります。
・登録情報を最新の状態に保つ
特にメルカード ゴールドにご入会のお客さまは、年収や家賃などの家計に関する情報が最新の状態になっているかご確認ください。
※「カード情報をみる>個人情報セクション設定」からご確認いただけます
これをみても分かる通り、メルカリ、メルペイの利用がメルペイあと払いの増枠基準になっていることは確かです。
まずは、こうしたことを確認して、対策するのが重要です。
ただし、メルペイ公式で
「見直しにつながる可能性があります。」
という表現を使っていることもからも分かる通り、
「必ずしも増枠するとは限らないし、場合によっては見直しにより減額されることもある」
といように解釈することもできます。
必ず回復させる方法ではないということは理解しておく必要があるでしょう。
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