auかんたん決済の現金化といえば、auPAYマーケットでiTunesカード(Appleギフトカード)買う方法が主流でしたが、最近は制限がかかり出来なくなっています。
それを踏まえて、現在、有効な代替案としてauかんたん決済を現金化させる方法をまとめました。
方法は5つあります。
・電子ギフト券全般(要auPAYプリペイド)
・切手
・iPhoneのAppStore
・Amazonでゲーム機
・majicaギフト券
それぞれの具体的な方法や、注意点などについて解説していきます。
1)電子ギフト券をauPAYプリペイドで購入
auPAYプリペイドを使って電子ギフト券を購入して現金化させることができます。
auPAYプリペイドカードは、auかんたん決済からチャージ可能なプリペイドカードで、元々はauWALLETプリペイドと呼ばれていました。
auPAYプリペイドカードには、クレジットカードと同様に16桁のカード番号がついて、MasterCard扱いでネットショッピングに使えます。
auPAYプリペイドの発行について
auPAYプリペイドカードは、アプリ上に表示されるバーチャルカードと物理カードがありますが、物理カードを郵送で受け取らないと利用できません。
申し込みから発行までは1週間以上かかります。
auPAYプリペイドでなにを買う?
現金化に使えるギフト券は以下の通りです。
この中から換金率の高いものを買うのが定石ですが、最近では換金率の面からも買いやすさ的にもAppleギフトカードが有力です。
Appleストア(オンライン)
・Appleギフトカード
Amazon(オンライン)
・Amazonギフト券(Eメールタイプ)
・Nintendoプリペイドカード
・PlayStationStoreカード
楽天 Apple Gift Card 認定店(オンライン)
・Appleギフトカード
エディオン(店頭) 店舗一覧
・楽天プリペイドカード(POSA)
購入方法
オンライン購入
オンライン購入の場合は、ギフト券の販売サイトの支払い方法(クレジットカード)に、au PAYプリペイドカードの番号を登録してギフト券を購入します。
Amazonでは、カードの有効性確認のため購入前に1円決済(オーソリ)がされる場合があります。
これがあると10,000円チャージしても9,999円しか使えないので、残高は少し多めに入れていきましょう。
購入手続きで登録したした支払い方法(au PAYプリペイド)を選択すれば購入完了です。
メールやサイト内の通信欄でギフト券のコード番号が送られてきます。
店頭購入
通常、店頭で売っている吊るしのギフトカード(カードタイプ)は、現金以外では購入できません。
ただし、エディオンでは、auPAYプリペイドで各種カードタイプの電子ギフト券の購入が可能です。
購入方法はクレジットカードと同じです。
カードタイプの電子ギフト券をレジに持って行って、
「お支払い方法は?」
と聞かれたら、
「カードでお願いします。」
と言ってauPAYプリペイドを出します。
支払い回数を聞かれたら、
「1回払いで」
と伝えましょう。
※買取サイトによっては、「店頭購入したギフト券は買取できない」場合があるので、事前に買取サイトの申し込みをよくご確認の上、購入してください。
購入したギフト券を現金化するには?
購入したギフト券は、買取りサイトで売却することができます。
ギフト券によって買い取り換金率が違うので、あらかじめ買い取りサイトでギフト券ごとの換金率を調べておいてから購入するギフト券を選ぶといいでしょう。
Appleギフトカードあたりが無難です。
デメリット
この方法では、auPAYプリペイドカードの発行が必須です。
費用などはかかりませんが、銀行口座を作るのに身分証を提出したり、物理カードを受け取らないといけないので手間と時間がかかります。
また、決済が通らなかったり、ギフトカードの発行に時間がかかったりとトラブルも報告されています。
2)切手をauPAYで購入
郵便局窓口でauPAYで切手を購入することができます。
auPAYはauかんたん決済からのチャージができるので、これで切手を購入して金券ショップへ売却すれば現金化ができます。
郵便窓口のキャッシュレス化が進んでいて、auPAYをはじめとしたスマホ決済で、切手やはがきを買うことができるようになっています。
方法
現金化までのやり方は、以下の通りです。
- あらかじめ、auPAYにauかんたん決済を紐づけて必要金額をチャージしておきます。
- 近くのキャッシュレス決済対応の郵便窓口を探します。
- 窓口で「○円切手を○枚ください」と注文します。
- 支払い方法を聞かれたら「auPAYで」と答えます。
- auPAYのアプリでコード決済を表示して読み取ってもらい支払います。
- 購入した切手を金券ショップへ持って行って買い取ってもらいます。
84円普通切手100枚綴り(1シート 8,400円)や、1,000円普通切手20枚綴り(1シート 20,000円)などが定番の商品です。
買い取り換金率は80%前後が相場です。
時期やお店によっても買取強化商品が違うので、事前に金券ショップで切手やはがきの換金率を確認してから購入することをおすすめします。
デメリット
店頭で手続きをするので、近くにキャッシュレス決済対応郵便窓口と切手買い取り可能な金券ショップがないとできません。
最近、この手の現金化の手法が増えているせいか金券ショップでの切手の買い取り価格がやや下がり気味です。
オンラインでやる方法に比べて手間がかかります。
3)Amazonでゲーム機
Amazonではauかんたん決済で買い物ができます。
Amazonギフト券など金券類の購入には使えませんが商品であれば購入できます。
ゲーム機ならギフト券みたいに売却しても利用制限されたりすることはないし、人気機種であればそれなりの換金率で現金化できます。
auかんたん決済をAmazonの支払方法へ追加する方法
- 「アカウントサービス」内で「 お支払い方法」を選択します。
- 「新しいアカウントの追加」を「 携帯決済」から選択します。
- ご利用の携帯電話会社とアカウントの種類をリストから選択します。
- 「次に進む」を選択します。
- 携帯電話会社のサイトにリダイレクトされたら、サイトの指示に従いアカウント登録を完了します。 お支払い方法として「 携帯決済 」を追加すると、「お支払い方法が追加されました」というメッセージが表示されるはずです。「承認が得られませんでした」というメッセージが表示された場合は、お支払い方法を削除するか、もう一度認証をお試しください。
なにを買う
Amazonで購入できて、それなりに買取換金率が良い商品となると限られてきます。
それがゲーム機です。
ゲーム機も色々ありますが、購入するゲーム機は決まっていて、
・Nintendo Switch
・PlayStation
のいずれかです。
換金率を考えれば最新機種がベストですが、そもそも売り切れで手に入らないことも多いので、その場合は一世代前の機種を購入します。
それより前の機種になると買取換金率が厳しくなるかと思います。
機種名 | 型番/モデル | 発売時期 | 定価(税込み) | |
---|---|---|---|---|
最新 | Nintendo Switch 有機ELモデル (ネオンブルー・ネオンレッド) |
HEG-S-KABAA | 2021年10月8日 | 37,980円 |
1世代前 | Nintendo Switch バッテリー持続時間が長くなったモデル (ネオンブルー・ネオンレッド) |
HAD-S-KABAA | 2019年8月30日 | 32,978円 |
最新 | PlayStation5 デジタルエディション |
CFI-1200B01 | 2022年9月 | 49,478円 |
最新 | PlayStation5 | CFI-1200A01 | 2022年9月 | 60,478円 |
1世代前 | PlayStation5 デジタルエディション |
CFI-1100B01 | 2021年7月20日 | 43,978円 |
1世代前 | PlayStation5 | CFI-1100A01 | 2021年8月24日 | 54,978円 |
2世代前 | PlayStation5 デジタルエディション |
CFI-1000B01 | 2020年11月12日 | 43,978円 |
2世代前 | PlayStation5 | CFI-1000A01 | 2020年11月12日 | 54,978円 |
旧機種 | PlayStation4 | CUH-2200型 | 2018年7月 | 32,978円 |
旧機種 | PlayStation4-Pro | CUH7200型 | 2018年10月 | 39,980円 |
商品名は一緒でも型番やモデルに若干違いがあるので、間違えずに購入するようにしましょう。
また、Amazonでは、ゲーム機を定価より高く売っている転売業者などもいるので、定価以上になっている商品は購入しないようにしましょう。
現金化目的で買うなら、ゲーム機は中古ではなく新品未開封の状態で売却したほうが換金率は高くなります。
どこで売る?
売却先は、換金率で考えるなら、いわゆる中華系買取業者がおすすめです。
買取価格が高く、振込スピードも早い(商品到着の当日〜翌日くらい)のでゲーム機を現金化するのにちょうどいい売り先です。
また、その日の買取価格がHPに記載されてますので、商品購入前に参考にするといいでしょう。
ただし、店舗数が少ない(全国に1、2店舗)ので近くに店舗がなければ、郵送買取になります。
どうしても店頭買取りがいい場合は、GEOや、TSUTAYAで買い取ってもらいます。
中華系買取業者に比べると換金率は落ちますが、日本全国に店舗があり、即日現金化が可能です。
デメリット
換金率を考えると購入できるゲーム機は限られてきます。
品切れの場合、変わりの商品がなかったり、あっても換金率が低い商品になってしまったりする可能性があります。
また、売り先によっても買取換金率が大きく違うので、持ち込めるお店が近くにあるかどうかによっても、再現性の高さが変わります。
4)✕auPAYマーケットでギフト券
※ 現在この方法は、auPAYマーケットの方針により使えなくなっています。
Appleギフトカードは、au PAYマーケットでauかんたん決済を使って買うことができます。
購入したAppleギフトカードはギフト券コードとしてメールで送られてくるので、それをギフト券専門の買取りサイトで買い取ってもえば現金化できます。
まとめると、Appleギフトカードを使ってauかんたん決済を現金化する手順は、以下の通りです。
- au PAYマーケット
- Appleギフトカード購入
- 支払い方法でauかんたん決済を選択して購入
- ギフトコードが届く
- ギフトコードを買取サイトへ送る
- 買い取ってもらい現金化
au PAYマーケットはau公式のショッピングサイトで、auかんたん決済が使えます。
Appleギフトカードなどの電子ギフト券も対象です。
しかも、au PAYマーケットの良いところは、購入金額に応じてauPAYのポイントが付いたり、初回購入限定の割引キャンペーンなどもやっていて、お得に購入できるチャンスがあるところです。
ギフト券の買取について
実は、Appleギフトカード以外にも、GooglePlayギフトカードやNintendoプリペイドカードなどいくつかのギフト券をau PAYマーケットで購入できます。
でも安定して換金率が良いのはAppleギフトカードかと思います。
Appleギフトカードのギフトコードは以下の買取サイトで買取していて、換金率は随時変動します。
各買取サイトのHPにその日の換金率が記載されていますので、それぞれ確認して条件の良い方法で売るのがいいでしょう。
この方法でauかんたん決済を現金化する場合の条件があります
au PAYマーケットでauかんたん決済現金化の条件
- au回線の契約であること
- 支払い方法が「窓口払い」ではないこと
UQ mobileやpovoでもauかんたん決済は使えますが、これらの回線契約ではこの方法でギフト券の購入はできません。
また、au回線の契約であっても支払い方法が「窓口払い」だと、この方法でギフト券の購入はできません。
事前に「口座振替」や「クレジットカード払い」に変更する必要があります。
まとめ
auPAYマーケットで直接決済してギフト券が買えるので手順は楽。
ただし条件があって、UQmobileやpovoなど格安回線では利用できないのと、携帯代の支払いが「窓口払い」の場合も利用できないなど制限もある。
5)iPhone AppStoreでギフト券
iPhone限定ですが、AppStoreでは、auかんたん決済でAppleギフトカードを購入することができます。
auかんたん決済で直接ギフト券が買える数少ない方法の一つです。
iPhone付属のでAppStore(AppleStoreではない)では、auかんたん決済を使ってAppleギフトカードを購入できて、コード番号をメールで受け取ることができます。
やり方は、以下の通りです。
支払方法にキャリア決済を追加
- iPhoneで「設定」アプリを開く
- 「自分の名前」のところを選択
- 「支払いと配送先」を選択
- 「支払方法を追加」を選択
- 「キャリア決済」を選択
Appleギフトカードの購入
- iPhoneでApp Storeアプリを開く
- 右上の「人物アイコン」をタップ
- メールでギフトカードを送信
- 送信先にメールアドレスを入れて購入
一応、ギフト用として購入できるようになっているものなので、利用制限対策として、念の為、送信先メールアドレスは、AppleID登録のものとは別にしておいた方がいいかもしれません。
なお、決済が失敗する場合がありますが、その場合Appleのサポートセンターへ連絡してロックを解除してもらうことができます。
デメリット
iPhone限定のためAndroidユーザーは利用できません。
また、決済が通らないことがあり、その場合サポートセンターへ連絡してロックを解除してもらう必要があります。
6)gifteeでギフト券を買う
auかんたん決済を現金化させるのに、gifteeでギフト券を買って買取サイトへ売却する方法があります。
gifteeでauかんたん決済で購入できるギフト券は、majicaギフト、UberEatsギフト、図書カードNEXTなどです。
これらは、買取ボブなどの買取サイトで換金することができます。
購入ルートが細いので、ここが塞がれるとこの方法は使えなくなります。
また、購入できる額面が300円券のみであったり、複数枚購入が制限されていたりと、高額の現金化には向きません。
特に、auかんたん決済は結構デリケートで、実際やってみるとエラーになったり、希望する額面が売り切れていることも多いです。
現時点での換金率も70%前後とあまり高くないし、買取自体いつ停止になっておもおかしくないので、ご利用の際は、購入する前に買取サイトの条件をよく確認することをおすすめします。
auPAYプリペイドカードがあるなら、現金化サイトを使った方法の方がてっとり早いかもしれません。
デメリット
購入、売却ともにルートが不安定でいつ使えなくなるかわからない。
まとめ
以上、現時点でauかんたん決済を現金化させる方法を紹介しました。
やっぱり、auPAYプリペイドカード(旧auWALLETプリペイド)があるか無いかで選択肢の幅もだいぶ変わるので、持っていない人は作っておいた方がいいかもしれません。
auかんたん決済を現金化させる方法は、包囲網が狭まっていて選択肢が減っているように感じます。
それに応じて、手間がかからない方法や換金率が高い方法も減っています。
この傾向はauにかぎらず全キャリア共通で、今後更にキャリア決済の現金化はやりづらくなっていくでしょう。
なお、キャリア決済以外にも、Paidyなどの後払いアプリを現金化する方法もあるのでご参考までに。
現金化サイトでauPAYプリペイドカードを現金化
また、auPAYプリペイドカードがあるなら、現金化サイトで現金化してもらうことも可能です。
auかんたん決済からauPAYへチャージすれば、紐付けられたauPAYプリペイドカード経由で決済できるようになります。
現金化サイトへ申し込めば、auPAYプリペイドカードを現金化することができて、申し込みから20分〜30分、年中無休で現金化できます。